この記事を読んでいるあなたは、海外でショートメッセージを使う際に、どんなことに注意すれば良いのか調べているのではありませんか?
電話番号で簡単にやり取りができるショートメッセージは非常に便利ですが、海外で日本と同じように使えるのか、設定方法や料金がどの程度かかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、海外で使うショートメッセージについて、設定方法や注意しなければならないことなどについて詳しく知ることができます。
海外でショートメッセージ(SMS)を使う場合の料金
海外でショートメッセージ(SMS)を使う場合の設定の料金についてキャリアごとに説明しましょう。
ドコモ
送信文字数(半角) | 料金(1回あたり) |
---|---|
1~160文字 | 50円 |
161~306文字 | 100円 |
307~459文字 | 150円 |
460~612文字 | 200円 |
613~765文字 | 250円 |
ソフトバンク
送信文字数(半角) | 料金(1回あたり) |
---|---|
1~160文字 | 100円 |
161~306文字 | 200円 |
307~459文字 | 300円 |
460~612文字 | 400円 |
613~765文字 | 500円 |
au
送信文字数(半角) | 料金(1回あたり) |
---|---|
1~160文字 | 100円 |
161~306文字 | 200円 |
307~459文字 | 300円 |
460~612文字 | 400円 |
613~765文字 | 500円 |
楽天モバイル
送信文字数(半角) | 料金(1回あたり) |
---|---|
1~160文字 | 無料(対象国のみ) |
161~306文字 | 無料(対象国のみ) |
307~459文字 | 無料(対象国のみ) |
460~612文字 | 無料(対象国のみ) |
613~765文字 | 無料(対象国のみ) |
3大キャリアのうち、ソフトバンクとauのSMS送信料金は同じで、ドコモのみ安い料金設定となっています。楽天モバイルの場合は、対象国は無料でSMSが利用できます。
海外でショートメッセージ(SMS)を使う方法
海外でショートメッセージ(SMS)を使うには、海外から日本のスマホに送る場合と海外のスマホ宛に送る場合とで異なります。
海外から日本のスマホに送る
番号(080 XXXX XXXX)へSMSを送信する
日本の携帯番号をそのまま使用できます
海外のスマホ宛に送る
番号(+44 7XXX XXX XXX)へSMSを送信する
イギリスの場合
海外から日本のスマホにショートメッセージを送信する場合には日本の携帯番号をそのまま入力すれば大丈夫ですが、海外のスマホ宛に送信する場合には「+(もしくは010)」+「国番号」+「相手の電話番号(0で始まる場合は0を除く)」で送信します。
海外でショートメッセージを使うためのインターネット接続方法一覧
海外でのインターネット接続にはいくつかの方法があります。ただし、ショートメッセージ(SMS)は、契約しているキャリアのデータローミング以外のインターネット接続方法では使用できません。ただし、電話番号付きのSIMカードはそのカードの電話番号を使ってSMSを送受信することができます。
海外WiFiレンタル
海外WiFiレンタルは、設定が簡単で、電源を入れれば、すぐにインターネット環境を整えることができます。しかし、海外用WiFiレンタルでSMSはできません。
メリット
- 電源を入れるだけですぐに繋がる
- 複数端末で同時接続が可能
デメリット
- 通信するには持ち歩きが必要
- SMSは使えない
海外用プリペイドSIM
海外用プリペイドSIMは、料金が安く、現地で購入することもできます。無料通話が含まれている電話番号付きSIMもあり、その番号でSMSができます。
メリット
- 料金がもっとも安い
- 電話番号付きならSMSが使える
デメリット
- SIMの入れ替えや設定が面倒
- SIMを入れたスマホしか使えない
データローミング
データローミングは、国内で契約しているキャリアを介して海外で通信を行います。データ量は従量制と無制限から選べ、日本で使っているのと同じようにSMSもできます。
メリット
- 使っているスマホだけでよい
- 日本で使っているSMSが使える
デメリット
- 無制限だと料金が高い
- 速度制限がかかる可能性がある
現地のフリーWiFi
海外でメールを使うために渡航先のフリーWiFiを利用するという方法もあります。フリーWiFiは駅・空港や飲食店、ホテルなどで使えますが、SMSはできません。
メリット
- 無料で使える場合が多い
- エリア内にいれば手軽に利用できる
デメリット
- セキュリティが甘い
- 速度が遅く安定しない
海外でショートメッセージが送れないときの対処法
海外でSMSがうまく送れないとき、どのようにしたらよいのでしょう。確認すべきことを挙げてみます。
海外でショートメッセージが送れないときに確認するべきこと
- スマホのデータローミングがONになっているか確認する
- WiFi環境でインターネット接続をしていないか確認する
- 送信先の国番号、電話番号の頭の「0」を抜いているか、など番号が正しいか確認する
海外でショートメッセージを使う際に気を付けること
SIMを差し替えた場合に番号が変わることがある
海外用のプリペイドSIMには、無料通話が含まれている電話番号付きのものがあります。海外用のSIMに差し替えた場合には、そのSIMの電話番号に切り替わるので元の電話番号でSMSは送受信できません。
設定してもオフラインでは使えない
SMSの送受信にはインターネットに接続していることが必要です。メールの設定をしても、オフラインでは送受信ともに使うことはできません。ただし、すでに受信したメールはオフラインでも見れます。
海外でインターネット接続するならWiFiレンタルがおすすめ!
ショートメッセージは使えないけれど海外WiFiレンタルがおすすめの理由
海外でインターネットに接続するなら、WiFiレンタルがおすすめです。WiFiレンタルは、渡航先に着いたら電源を入れるだけですぐにインターネット接続ができます。ショートメッセージ(SMS)を使うことはできませんが、即座にマップ表示や情報収集ができるので不慣れな海外でも安心です。
おすすめのWiFiレンタル会社
グローバルWiFi
グローバルWiFiは、海外WiFiで業界第1位の事業者です。200を超える海外の国と地域に対応しており、料金も最安値水準です。
WiFi BOX
WiFi BOXは、セルフレンタルで業績を伸ばしている事業者です。全国の空港や駅などに無人カウンターがあり、当日申込もできます。
グローバルモバイル
グローバルモバイルは、100ヵ国に対応しています。ほかの2社に比べ受取可能な空港は少ないですが、宅配の送料が無料です。
まとめ:海外でショートメッセージを使う
海外でショートメッセージを使うことについて解説してみました。この記事の結論は以下のとおりです。
- 海外でショートメッセージを使うには、日本のキャリアの海外データローミングを申し込むか、電話番号付きのSIMカードを購入する必要がある
- 海外用WiFiレンタルではショートメッセージはできない
- ショートメッセージにこだわりがなければ、海外でのインターネット接続はWiFiレンタルがおすすめ