この記事を読んでいるあなたは、海外で使用するならどの翻訳アプリがよいのか、どんなことに注意すれば良いのか調べているのではありませんか?
海外旅行の際には、「片言の英語しか話せない、現地の言葉がわからない」など言葉の不安がつきまといます。しかし、翻訳アプリを使えば、言葉がわからない国でもコミュニケーションを取ることができます。
この記事を読めば、海外で使う翻訳アプリについて、メリットや注意しなければならないことなどについて詳しく知ることができます。
翻訳アプリと翻訳機器の比較
海外で使用する場合、翻訳アプリと翻訳機器のどちらが便利なのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
翻訳アプリ
特徴
翻訳アプリは、スマホやタブレットにインストールして利用します。音声・テキスト・画像などから翻訳が可能です。ほとんどのアプリが無料で使えます。
利用するメリット
- 無料で使える
- オフラインでも使用ができる
対応言語数 | オフライン機能 |
---|---|
130ヶ国語以上 | ○ |
翻訳機器
特徴
翻訳機は、翻訳に特化した通信端末でポケトークやイリ―などがよく知られています。翻訳精度はアプリより高いですが、機器購入代金がかかります。
利用するメリット
- 翻訳精度が高い
- 翻訳スピードが速い
対応言語数 | オフライン機能 |
---|---|
74ヶ国語以上 | ○ |
旅行だったら無料で使える翻訳アプリでも充分に役立つでしょう。最新のアプリはかなり性能が高くなっています。出張などビジネスで使用するなら、より精度の高い翻訳機器を使う方がおすすめです。
海外で使えるおすすめの翻訳アプリ3選【無料】
海外で使える翻訳アプリは無料で使えるものが多くあります。その中でおすすめの翻訳アプリを3つ紹介しましょう。
Google翻訳
アプリの特徴
翻訳アプリで最も知られたアプリです。音声、手書き文字、カメラ、画像、URLなど、ほぼすべての入力が翻訳可能です。スマホで撮影した画像からリアルタイムで文字を翻訳することもできます。
利用するメリット
- 対応している言語が多い
- 翻訳スピードが速い
対応言語数 | オフライン機能 |
---|---|
130ヶ国語以上 | ○ |
Papago
アプリの特徴
LINEの親会社であるNAVERが開発したアプリで、特に韓国語に特化しています。反面、対応言語数は他のアプリより少なく、韓国語以外の翻訳精度はやや劣るといわれています。
利用するメリット
- リアルタイムで翻訳できる
- 韓国語の翻訳精度が高い
対応言語数 | オフライン機能 |
---|---|
13ヶ国語 | ○ |
Microsoft Translator
アプリの特徴
Microsoft社が提供する翻訳翻訳アプリです。元々はビジネス仕様で設計されたものなので翻訳精度は高いです。例文を集めたフレーズブックを搭載しているので日常会話にも便利です。
利用するメリット
- 実用的なフレーズが多い
- 専門用語の翻訳精度が高い
対応言語数 | オフライン機能 |
---|---|
100ヶ国語以上 | ○ |
上記の翻訳アプリはいずれも無料でダウンロードできます。中でもいちばんのおすすめは、やはり「Google翻訳」です。使える機能も多く、翻訳精度も向上しています。対応言語も130カ国以上でアプリの中でもずば抜けています。「Microsoft Translator」も使いやすさと機能ではおすすめです。また、韓国で使うならPapagoがおすすめです。
海外で翻訳アプリを使うためのインターネット接続方法一覧
翻訳アプリはオフラインでも使うことができますが、基本は、インターネット接続ができることが前提です。海外での主なインターネット接続方法は以下のとおりです。
海外WiFiレンタル
海外WiFiレンタルは、設定が簡単で、電源を入れれば、すぐにインターネット環境を整えることができます。
メリット
- 電源を入れるだけですぐに繋がる
- 複数端末で同時接続が可能
デメリット
- 無制限プランは料金がやや高い
- 通信するには持ち歩きが必要
海外用プリペイドSIM
海外用プリペイドSIMは、料金が安く、現地で購入することもできます。無料通話が付いているものもあります。
メリット
- 料金がもっとも安い
- 無料通話が付いているものもある
デメリット
- SIMの入れ替えや設定が面倒
- SIMを入れたスマホしか使えない
データローミング
データローミングは、国内で契約しているキャリアを介して海外でも通信を行います。データ量は従量制と無制限から選べます。
メリット
- 普段使っているスマホがあればよい
- セキュリティ面でも安心
デメリット
- 無制限だと料金が高い
- 速度制限がかかる可能性がある
現地のフリーWiFi
海外でSNSを使う手段として、渡航先のフリーWi-Fiを利用するという方法もあります。駅・空港や飲食店、ホテルなどで利用できます。
メリット
- 無料で使える場合が多い
- エリア内にいれば手軽に利用できる
デメリット
- セキュリティが甘い
- 速度が遅く安定しない
海外で翻訳アプリを有効活用する方法
海外で翻訳アプリを有効に活用する具体的な方法をいくつかピックアップしてみましょう。
画像読み取り翻訳
翻訳したい目的物を写真に撮ると、書かれている内容が翻訳できます。
音声読み取り翻訳
日本語を音声入力して、現地の言語に翻訳することができます。
手書き読み取り翻訳
手書きで翻訳したい文章を入力して、翻訳することができます。
会話翻訳
会話アイコンをタップして、日本語で会話すると現地語に翻訳された音声が出力できます。
海外で翻訳アプリを使う際に気を付けること
海外で翻訳アプリを使う場合には、気を付けなければならない点がいくつかあります。
他のアプリと同時使用ができない
翻訳アプリは、他のアプリと同時使用ができません。翻訳アプリを起動すると地図アプリなどのアプリは画面を切り替えても見られなくなります。
認識できない固有名詞もある
翻訳アプリは、多くの言語に対応していますが、それでも認識できない固有名詞はあり、誤った翻訳がされてしまうことがあります。
オフラインで使えない機能がある
翻訳アプリは、オフラインでも使用することができますが、その際に使えない機能もあります。会話の同時翻訳などはオフラインでは使えません。
海外で翻訳アプリを利用するならWiFiレンタルがおすすめ!
翻訳アプリを利用するのに海外WiFiレンタルがおすすめの理由
海外で翻訳アプリを利用するなら、WiFiレンタルがおすすめです。WiFiレンタルは、渡航先に着いたら電源を入れるだけですぐにインターネット接続ができます。到着してすぐに翻訳アプリをオンラインで使えるので、言葉が通じない海外の移動も安心です。
おすすめのWiFiレンタル会社
グローバルWiFi
グローバルWiFiは、海外WiFiで業界第1位の事業者です。200を超える海外の国と地域に対応しており、料金も最安値水準です。
WiFi BOX
WiFi BOXは、セルフレンタルで業績を伸ばしている事業者です。全国の空港や駅などに無人カウンターがあり、当日申込もできます。
グローバルモバイル
グローバルモバイルは、100ヵ国に対応しています。ほかの2社に比べ受取可能な空港は少ないですが、宅配の送料が無料です。
まとめ:海外で翻訳アプリを使う
海外でマップを使うことについて解説してみました。この記事の結論は以下のとおりです。
- 翻訳アプリを海外で使うなら、現地でのインターネット接続の準備をしておくことが大切
- 翻訳アプリは、渡航先の言語をダウンロードしておけばオフラインでも使えるが、中には使えない機能もある
- 海外でSNSを使うなら、WiFiレンタルがおすすめ