この記事を読んでいるあなたは、海外で使用するならどのマップを使えばよいのか、どんなことに注意すれば良いのか調べているのではありませんか?
海外に出かけたら、マップの利用は不可欠です。昔は紙の地図を利用するのがあたりまえでしたが、今はスマホのマップ機能で施設の場所やルート検索まで簡単にできます。
この記事を読めば、海外で使えるマップについて、メリットや注意しなければならないことなどについて詳しく知ることができます。
海外で使うならどちらが便利?【iPhone(Apple)マップ】と【Googleマップ】
海外で使用する場合、iPhoneマップとGoogleマップのどちらが便利なのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
iPhone(Apple)マップ
iPhoneマップを利用するメリット
- ルックアラウンドで地図周辺の画像を見られる
- iPadやMacと連携ができる
- アップデートが頻繁にあり、情報の信用度が高い
Googleマップ
Googleマップを利用するメリット
- 店舗情報が豊富
- ストリートビューで地図周辺の画像を見られる
- リアルタイムの交通情報がわかる
以前は、iPhoneマップは間違った施設・地名が数多く表示されるなどトラブルが多く、Googleマップの方が圧倒的に信用できるといわれていました。しかし、iPhoneマップはアップデートを重ねて進化しているため、最近ではGoogleマップより使いやすいという方もいます。iPhoneマップとGoogleマップのどちらを選択するかは、好みによるといえるでしょう。
海外でマップを使うためのインターネット接続方法一覧
海外でマップを使うには、インターネット接続ができることが前提です。主なインターネット接続方法は以下のとおりです。
海外WiFiレンタル
海外WiFiレンタルは、設定が簡単で、電源を入れれば、すぐにインターネット環境を整えることができます。
メリット
- 電源を入れるだけですぐに繋がる
- 複数端末で同時接続が可能
デメリット
- 無制限プランは料金がやや高い
- 荷物が多くなる
海外用プリペイドSIM
海外用プリペイドSIMは、料金が安く、現地で購入することもできます。無料通話が付いているものもあります。
メリット
- 料金がもっとも安い
- 無料通話が付いているものもある
デメリット
- SIMの入れ替えや設定が面倒
- SIMを入れたスマホしか使えない
データローミング
データローミングは、国内で契約しているキャリアを介して海外でも通信を行います。データ量は従量制と無制限から選べます。
メリット
- 普段使っているスマホがあればよい
- セキュリティ面でも安心
デメリット
- 無制限だと料金が高い
- 速度制限がかかる可能性がある
現地のフリーWiFi
海外でSNSを使う手段として、渡航先のフリーWi-Fiを利用するという方法もあります。駅・空港や飲食店、ホテルなどで利用できます。
メリット
- 無料で使える場合が多い
- エリア内にいれば手軽に利用できる
デメリット
- セキュリティが甘い
- 速度が遅く安定しない
海外でGoogleマップをオフラインで使う方法
Googleマップは基本的にはネット接続して利用しますが、海外では安定した通信ができないこともあります。そんな場合のために、Googleマップをオフラインで使う方法をお伝えしましょう。
オフラインでGoogleマップを使うには、前提としてスマートフォンの空き容量が十分にあることが必要です。余計なアプリや画像、動画などを削除するか、ストレージを増量して空き容量を確保しておきましょう。
オフラインでGoogleマップを使うには、アプリで地図データを事前にダウンロードしておく必要があります。ダウンロードの詳しいやり方は後述します。
オフラインマップがダウンロードできたら、通信なしでも通常通りマップを使うことができます。目的地の経路検索もオフラインでも行うことができます。
iPhoneでGoogleマップをダウンロードする方法
それでは、iPhoneでGoogleマップをダウンロードする方法を具体的に説明していきましょう。
Googleマップのアプリを起動させて、Googleアカウントでログインします。Googleアカウントを持っていない場合は、先にアカウントを作成しましょう。
インターネットに接続している状態(できればWiFi接続)で、マップの検索画面に渡航先の都市を入力して地図を表示させましょう。国で検索するとデータ量が膨大になってしまうので、できるだけ範囲を絞ることが必要です。
画面右上のアイコンをタップします。
アイコンをタップすると、設定画面が開くのでその中にある「オフラインマップをダウンロード」をタップします。
「自分の地図を選択」をタップします。
地図が表示されるのでさらにエリアを選択します。選択範囲が広いほどダウンロードの容量が大きくなるので注意しましょう。選択ができたら、ダウンロードをタップして地図をダウンロードします。
現地でオフラインマップを使う場合、アプリのアイコンをタップして「オフラインマップ」をひらき、地図データを選択します。続いて画面上部をタップすると、事前にダウンロードした地図が表示されます。目的地までのルート検索は、車での移動のみ可能です。
海外でGoogleマップを有効活用する方法
海外でGoogleマップを有効活用する方法として、主なものを挙げてみましょう。
ストリートビュー
ストリートビューを使うと、目的地周辺のリアルな風景を360度見渡せます。向かう場所の周辺がどんな様子かをあらかじめ知ることができるので便利です。
店の情報収集
Googleマップは、店舗の情報も豊富です。場所、営業時間、店のSNSなどの情報はもちろん、現在の混雑状況が反映されている店もあります。
現在地や目的地の共有
Googleマップは指定したアカウント同士で今いる場所や目的地を共有できます。共有を利用すれば、海外で友人や家族と別行動をとっても安心です。
海外でマップを使う際に気を付けること
海外でマップを使う際には気を付けなければならないことがあります。
Googleマップが使えない国がある
海外にはGoogleマップが使えない国があります。例えば、中国ではGoogleマップは使えません。VPNを使えばGoogleマップが利用できますが、正確な情報でない可能性が高いです。
国によっては電波が悪く使用できない
国によっては、電波が悪くマップ情報が取得できない場合があります。渡航先の通信状況をあらかじめ調べて、繋がりにくいようであればマップをダウンロードしておきましょう。
海外でマップを利用するならWiFiレンタルがおすすめ!
マップ利用するのに海外WiFiレンタルがおすすめの理由
海外でマップを利用するなら、WiFiレンタルがおすすめです。WiFiレンタルは、渡航先に着いたら電源を入れるだけですぐにインターネット接続ができます。現地のマップを即座に表示できるので、不慣れな海外の移動も安心です。
おすすめのWiFiレンタル会社
グローバルWiFi
グローバルWiFiは、海外WiFiで業界第1位の事業者です。200を超える海外の国と地域に対応しており、料金も最安値水準です。
WiFi BOX
WiFi BOXは、セルフレンタルで業績を伸ばしている事業者です。全国の空港や駅などに無人カウンターがあり、当日申込もできます。
グローバルモバイル
グローバルモバイルは、100ヵ国に対応しています。ほかの2社に比べ受取可能な空港は少ないですが、宅配の送料が無料です。
まとめ:海外でマップを使う
海外でマップを使うことについて解説してみました。この記事の結論は以下のとおりです。
- 海外でマップを使うには、現地でのインターネット接続の準備をしておくことが大切
- Googleマップは、あらかじめ海外の地図をダウンロードしておけばオフラインでも使える
- 海外でSNSを使うなら、WiFiレンタルがおすすめ