海外旅行中にタイ現地でポケットwifiのレンタルはできる？

海外旅行中にタイ(バンコク)現地でポケットwifiのレンタルはできる？

海外現地でポケットWiFiのレンタルができると便利ですが、タイ（バンコク）では現地レンタルできるのでしょうか。レンタルできる場所をあらかじめ把握しておくと、旅行の計画も立てやすくなります。この項では、タイ（バンコク）現地でのポケットWiFiレンタルについて解説していきます。

タイ(バンコク)現地でポケットwifiのレンタルは不可！

タイ（バンコク）現地に、日本のポケットWiFiレンタル事業者の支店やカウンターはありません。タイ在住の日本人向けポケットWiFiを取り扱うレンタル事業者の支店はありますが、基本的には長期利用を前提としたサービスです。短期プランも利用日数が固定で観光旅行者には使いにくいため、ここでは除外しています。

なお現地のレンタル事業者「SmileWiFi」と提携して現地空港受け取りを実施している事業者はあります。ただレンタル手続きは渡航前が基本です。ルーターの在庫があれば現地空港で手続きしてもレンタルできる可能性はあるものの、申し込みや支払いは日本国内での申し込みと同じ手順を踏む必要がありオンライン上です。在庫の保証もないため、現地レンタルは実質不可と考えておきましょう。

タイ（バンコク）現地のレンタル事業者を利用する方法もありますが、日本語でサポートを受けられないというデメリットがあります。トラブル時に日本語でサポートを受けたい人は、日本で手続きをおこなうようにしてください。

タイ旅行するなら渡航前の空港でポケットwifiレンタルがおすすめ！

タイ旅行でポケットWiFiレンタルを利用するなら、インターネットで予約しておき国内空港で受け取るのがおすすめです。一部空港に受け取り専用ロッカーを設置しているレンタル事業者もあるので、カウンターに並ばずにすぐ受け取りたい人は利用すると良いでしょう。

宅配やコンビニでWiFiルーターを受け取れるサービスもありますが、国内空港で受け取った方がレンタル料金を最低限に抑えられます。自宅から持ち運ぶ手間もないので、空港受け取りは最もおすすめの方法です。

また国内空港のカウンターで受け取れば、スタッフに使い方を詳しく聞くこともできます。ポケットWiFiの利用が初めてで「使い方がわからない」「ちゃんと繋がるか不安」という人は、国内カウンターで受け取ればしっかり確認できて安心です。

タイ旅行で当日ポケットwifiのレンタルはできる？

レンタル事業者によりますが、国内空港でポケットWiFiの当日レンタルが可能です。ただ当日レンタルを実施している事業者・カウンターは限られるため、利用する空港によっては当日レンタルできないこともあります。

また繁忙期にはWiFiルーターの在庫がないことも珍しくありません。いざカウンターにいってみたら借りられなかったということにならないよう、遅くとも前日には予約しておくことをおすすめします。

所定の期日までに申し込めば早割が受けられる事業者もあるので、お得に利用するためにもなるべく早めに予約しましょう。

タイのwifi事情は？バンコクのwifi環境は？

タイ（バンコク）のWiFi事情をあらかじめ把握しておくと、ポケットWiFiレンタルのプラン決めにも役立ちます。この項では、タイ全体のWiFi事情とバンコクのWiFi事情について解説していきます。

タイ全体のwifi事情は？

タイでは政府提供のフリーWiFiが整備されており、そのカバー範囲はタイ全土に及びます。また空港・ホテル・飲食店・大型商業施設など民間のフリーWiFiを利用できる場所も多く、日本国内よりもWiFi事情は良いといえるでしょう。ただWiFiスポットが少ないエリアもあるので、ストレスなくインターネットを利用したいならやはりポケットWiFiレンタルの利用がおすすめです。

政府提供のフリーWiFiについては、駅・観光スポット・公共施設など合計2万か所以上に設置されています。ただ通信速度はあまり速いとはいえません。また利用にはパスポート番号や住所などの登録が必要です。民間のフリーWiFiについてはレシートにパスワードが記載されていたり、スタッフにネットワーク名やパスワードを聞く必要があったりと店舗により利用方法が異なります。

フリーWiFiは人が多い場所では通信速度が遅くなるうえ利用時間に制限がある場合も多いため、繋がらない可能性もあるという認識でいたほうが無難です。またフリーWiFiはセキュリティ面でも不安があります。個人情報の漏洩や端末の乗っ取りといった危険もあるため、フリーWiFiの利用中にログインや個人情報の入力が必要な操作はしないよう心がけましょう。

タイの主要都市、バンコクのwifi環境は？

タイの首都バンコクには、政府提供のフリーWiFiスポットが多数設置されています。マクドナルドやカフェチェーンなど民間のフリーWiFiを利用できる場所もたくさんあるので、WiFiスポット探しに苦労することは少ないでしょう。サイアムパラゴンやターミナル21などの大型商業施設でもフリーWiFiが利用できます。

大型商業施設でフリーWiFiを利用したいときは、インフォメーションセンター（サービスカウンター）にパスポートを提示してWiFiのアクセス権を取得しましょう。接続可能時間は基本的に1〜2時間程度です。

ポケットWiFiをレンタルするならフリーWiFiの有無は関係ないように思えますが、フリーWiFiと併用する前提でデータ容量が少ない低料金プランを選ぶという方法もあります。あなたがタイ（バンコク）でもっとも快適にインターネットを利用できる方法を選びましょう。

タイ旅行ではポケットwifiルーターとsim購入どっちが安い？

海外旅行中にインターネット環境を確保する方法としては、フリーWiFiやポケットWiFiレンタルのほかに海外SIMという選択肢もあります。海外SIMとポケットWiFiそれぞれの特徴を知ることで、自分に合う方法が判断しやすくなるでしょう。この項では海外SIMがおすすめなケース、ポケットWiFiがおすすめなケースについてそれぞれ解説していきます。

simフリーのスマホがあるなら、安いのはsim購入

SIMフリーのスマホを持っているなら海外SIMの購入がおすすめです。利用プランや利用期間によってはWiFiルーターをレンタルした方が良い場合もありますが、海外SIMは料金が安く荷物が増えないというメリットがあります。

タイで使える海外SIMはタイ（バンコク）現地だけでなく、日本の家電量販店やインターネットでも購入可能です。海外SIMと一口にいっても対応地域・データ容量・通信速度・有効期限・音声通話の有無などさまざまな違いがあるので、自分に合ったものを購入しましょう。

なおSIMフリーのスマホを持っていなくても、SIMロック解除をおこなえば海外SIMが利用できます。携帯キャリア窓口でのSIMロック解除は税込3,300円の手数料がかかるため、インターネットでの手続きがおすすめです。（2023年10月1日以降は窓口でも無料）SIMロック解除により端末内のデータが消える可能性もゼロではないので、必ずデータのバックアップを取ってからおこなってください。

渡航頻度が少ないなら、安いのはポケットwifiルーターのレンタル

タイに滞在する期間が短い場合や渡航頻度が少ない場合は、ポケットWiFiルーターのレンタルもおすすめです。SIMの入れ替えにともなうデータのバックアップなどの手間が必要ないため、手軽に利用できます。

海外SIMと比較すると料金はかかりますが、複数台が同時接続できるため同行者とシェアも可能です。海外SIMを利用してテザリングで接続するより快適に使えるでしょう。またポケットWiFiにもタイデータなど安価なものがあるほか、業界最大手のグローバルWiFiでも割引や翻訳機レンタル無料などお得なキャンペーンが度々開催されています。

ですが、ポケットWiFiには、荷物が増える、WiFiルーターの電池残量を気にする必要があるなどのデメリットもあります。また複数人でシェアする場合、WiFiルーターを持っている人と別行動している間はインターネットに接続できません。利用期間・人数・旅行先での予定などを加味して、ポケットWiFiが良いのか海外SIMが良いのか判断することをおすすめします。

タイのコンドミニアムに長期滞在するならwifi契約するべき？

タイのコンドミニアムに長期滞在する場合は、現地でWiFi契約してしまった方が良いのでしょうか。お得にインターネットを利用できるよう、あらかじめ長期滞在時の対応方法について知っておきましょう。この項ではタイのコンドミニアムのインターネット事情や、長期滞在する場合のWiFi環境の整え方について解説していきます。

タイのコンドミニアムのインターネット環境は？

タイのコンドミニアムでは、ラウンジやコワーキングスペースにフリーWiFiが用意されていることがあります。部屋のWiFiについては自分またはオーナーが用意する必要があり、オーナーが契約している場合の通信費は家賃に含まれることがほとんどです。

タイの主要なISP（インターネットサービスプロバイダ）はTrue Online、3BB、TOT hi-speed、AIS Fibreの4社です。他にも事業者はありますがこの4社が国内シェアの95％を占めているため、契約する場合はこの4社から選ぶことをおすすめします。

タイでは個人用光回線の普及は比較的ゆるやかでしたが、2020年以降はコロナ禍でのリモートワーク増加の影響もあり、光回線の利用が一般的になってきています。回線やプランにもよりますが、通信速度でそこまでストレスを感じることは少ないはずです。

1年未満の滞在なら契約がおすすめ

事業者により料金はさまざまですが、一般的な価格でいうと滞在1か月までは現地ISPと契約するよりポケットWiFiレンタルの方がお得です。利用料だけでいえばISPの月額料金の方がはるかに安いものの、タイのISP事業者は12か月未満の解約で違約金が発生するため1か月のみの利用には向きません。（12か月経過後はいつでも違約金なく解約可能）

例としてレンタルとTrue Onlineの月額599バーツプランを比較してみましょう。グローバルWiFiの長期プランは30日まで上限1万5,000円、60日まで上限3万円の定額です。一方、True Onlineは初期費用が890バーツ、月額料金が599バーツ、12か月未満での解約で違約金が3500バーツかかります。2か月利用するなら初期費用や違約金を支払ってもTrue Onlineの方がお得です。

とはいえこれは極端な例であり、違約金のことを考えるとやはりWiFi契約は12か月以上の利用が基本となるでしょう。1～2か月の利用なら海外SIMを利用するという選択肢もあります。タイ現地の電話番号が確保できテザリングでパソコンのインターネット接続も可能なので、仕事でタイ現地の電話番号が必要な人には特におすすめの方法です。

タイ旅行におすすめのポケットwifiレンタル比較！

まとめ：海外旅行中にタイ現地でポケットwifiのレンタルはできる？

いかがでしたでしょうか。海外旅行中にタイ現地でポケットwifiのレンタルはできるか紹介してきました。この記事のまとめはこちらになります。

• タイ現地でポケットwifiをレンタルすることはできない。タイ用のポケットwifiをレンタルするには渡航前に空港などで手続きをする必要あり。
• タイ旅行の際に、空港で当日ポケットwifiをレンタルすることは可能。レンタル事業者や空港、在庫状況にもよるので事前に確認した方がよい。
• タイはフリーwifiが充実している。駅・観光スポット・公共施設など合計2万か所以上に設置されている。バンコクでは、多数の店でwifiの利用が可能。

慣れない海外旅行では、想定外のことが起きることもあります。タイ旅行前に抱える不安を取り除きたければ、海外wifiレンタルがおすすめです。下記のボタンをクリックして比較して申し込みを進めていきましょう。